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土日主夫のつぶやき


by basil410
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おでん

今年も文化の日がやってきた。
我が家では,文化の日は違う記念日である。
そう奥様のお誕生日なのである,毎年かならず休みなのである。

朝ごはんが終わったところで,お伺いした。
「お誕生日のお祝いのお料理は,何がよろしゅうございますか?」
去年は和食ということで鯛めしを炊かせて頂いた

今年は?
「おなかにやさしくて,暖かいもの,おでん」
との仰せでこの秋,初めてのおでんである。

太郎と奥様は,模擬試験でお出かけしてしまった。次郎は,毎度のご出勤,友達とサッカーである。

主夫も忙しい。会社の仕事を片付けて,銀行行って軍資金を引き出し,お花を注文してケーキを買いに行って,花束を受け取って,お昼の買出しをして。

12時になると定刻で次郎はご帰宅。また父子家庭なので当然飯を作って食べさせる。13時には再びご出勤,このあとご帰宅は17時である。

主夫は,再びおでんの具の買出しに行き,帰ってきてすぐに仕込みに入る。
おでんもダシから取ると結構時間がかかる。鍋に水をはり,昆布を数枚いれておく。牛スジ肉を適当な大きさに切り,余分な脂分を切り捨てる。

牛スジとお酒を鍋にいれて,ごく弱火で煮る。ぐつぐつ沸騰させてはいけない,ダシがにごって味がくどくなる。途中昆布を取り出し,浮いてくるあくと脂を丹念にあく取りで掬う。

大根は皮を剥き,煮崩れないように小口を面取する。米のとぎ汁がないから,パスタ鍋の底に白米を少しいれ,かごの中に大根を入れて下茹でする。にんじん,こんにゃくも下茹でする。

2時間ほどして,牛スジがやわらかくなったら取り出し,一口サイズに切り分けて串刺しにする。牛スジの煮汁は大切なダシであるので,一度裏ごしして余分な脂,肉片を取り除く。

このダシ汁を鍋に戻して,お酒と醤油,塩を加え,大根,にんじん,こんにゃく,スジ肉,ゆで卵を入れてごく弱火で煮込む。醤油と塩は一度に加えてはいけない。3度ぐらいに分けて少しずつ入れる。はじめから濃い煮汁とすると大根の中まで味がしみこまない。

誰もいない,昼下がりに一人でおでんを仕込む主夫,孤独を感じる。

おでん_d0029087_1546454.jpg
5時になると,3人ともご帰宅された。
子供達から花束贈呈。




その後,主夫唯一の息抜きである,ジョギングへ行く。
もやもやを吹き飛ばすように疾走し,15km68分の40代新記録を樹立する。

帰還後,風呂もそこそこにバスローブ姿で再びキッチンに入る。
がんもやさつま揚げなどを下茹でしてから,おでんの鍋に入れていく。
太郎の好物のタコ,次郎の好物のはんぺんもいれて,20分ほど煮込んで出来上がり。

おでん_d0029087_15432366.jpg


次郎のハピバスディツーユーでおめでとう,いただきます。
大根はホクホク,スジはとろとろ,ダシは薄味だがこくがあり,
ご満足いただけましたでしょうか今年も25歳の奥様。

おでん_d0029087_1547736.jpgお誕生日おめでとう!!

来年も,文化の日はやってくる。
また25歳の誕生日が......
# by basil410 | 2006-11-03 23:59

バジルの二期作

バジルの二期作_d0029087_2222224.jpg今年のバジルは、二期作となった。
春先に植え付けた1号さんは、天候不順の日照不足で生長がイマイチなまま8月に花芽が付き刈り取ってペーストのストックを作って終了。



それでは秋が寂しいので、8月に苗を買って来て2号さんを植え付けた。

2号さんは,残暑の厳しさもあって順調に成長。9月中ごろから,時々収穫してはパスタに利用してきた。

しかし11月を前にしてさすがにつんでもつんでも花芽が出てくる。花芽が出ると栄養が全部種子の成長に費やされるのか,だんだん葉に勢いがなくなってくる。
そろそろ,最後の収穫が近い。

今日は,日曜日。久しぶりに家族全員そろっているし,奥様の葺ログ友達に配布用にバジルソースを作りなさいとのご指示もあるので,葉を摘んでバジルソースを作りました。

最近作り方をちょっと変えたのが,にんにくは軽く下ゆでしておくこと,こうすうると味がマイルドになる(某シェフのレシピを参考)。
松の実とカシューナッツは,ちょっと深炒りしてから冷蔵庫で冷やす。
この2点を変えたら味がよくなった気がする。気のせいということもあるが。

ジェノベーゼだけだと,子供たちにはマンネリなので,最近太郎のお気に入りのえびをトッピングすることにした。
お湯を沸かす前に,にんにくのスライスをオリーブオイルに入れて香りを出す。時間をかけた方が香りがよくでるので,少し火をつけては消しての繰返し。こんがりしたら,にんにくは取り出す。

パスタを茹ではじめたら,先ほどのオリーブオイルでえびとイカ(皮をむいて短冊)をいためて,白ワインを振って,少し蒸し焼きに。この間片手でバジルの葉と松の実たちと,オリーブオイル,塩コショウ,アンチョビソース少々をミキサーでペーストにする。
茹でる,いためる,ミキサーでつぶすの3作業同時なので結構忙しい。
二郎が覗き込みに来て,「お父さん,忙しそうだね,何か手伝う?」,
「出来上がったらはこんでね」

怒涛の5分間が経過し,出来上がり。えびといかのバジルソースパスタ。
ガキどもに食べさせるのはもったいない。
いえ,おいしそうに,がつがつ食べて頂いて幸せです。

バジルの二期作_d0029087_2244198.jpg

# by basil410 | 2006-10-29 22:20 | ごはん
ひっそりとしたブログだったのですが,
先日,ドリームメールのメールマガジン「ブロ通Vol.2」に紹介されました。

以来,ご来場者が数10倍になってびっくりしています。

お気軽にコメントなどお願いします。

by 主夫
# by basil410 | 2006-10-27 12:21 | 日記

あこがれの味

どこで聞いたか,しばらく前から次郎がエビチリってどんな料理,おいしいのとしきりに聞いてくる。

先日,とうとう憧れにエビチリが給食で出たそうだ。

翌朝,太郎も次郎も
「昨日給食でエビチリが出た。あんなうまいもの食ったことがない」
「うまかった。でも小指ぐらいの小さいの一個だった。」
「小指なんて大きくない,こゆびの爪ぐらいしかなかった。」
「お願いします。こんどおうさん作ってください。」

食べさせたことなかったかなあ?
これじゃ我が家は極貧でエビ一匹買えないみたいだ。
親の沽券にかかわる。

それほどのことでもないが,今日買出しにいつもの魚やさんに行くと,ちょうどいい大きさのホワイトタイガーが本日のお勧めとして皿盛してある。
しょうがない,そこまでいうなら作ってあげる。

ということで,今日の夕ご飯は中華。エビチリとチンジャオロース。

中華は,炒め出せばすぐだが,エビの背わた抜いたり,ねぎのみじん切りしたり,片栗粉で下味つけたり,仕込みは結構時間がかかる。
子供たちは待ちきれずに
「おなかすいたー,今日のご飯なにー」
「秘密,もうすぐできる」
1品目のチンジャオ炒めた時点で,匂いだけで
「やったー,エビチリだ」
どういう鼻をしているのだ。君たちは。

あこがれの味_d0029087_1091474.jpg
あこがれの味_d0029087_1093460.jpg



太郎も次郎も一口エビチリをほおばると,目を閉じて宙を見ている。

「黄金の味だー」

喜んでくれるのはありがたいが,エビチリごときで大げさな。
欠食児童に育てた覚えはないぞ。
# by basil410 | 2006-10-08 21:57 | ごはん

カレーオムライス

次郎の夏休みの自由研究「よく飛ぶ紙飛行機の研究2」が市の科学展に出展されたというので,朝一番で見に行った。本人期待しているのか,途中の道を一人で走って行く。

結果は,見事「金賞」入賞。
カレーオムライス_d0029087_9483951.jpg
これも親子の力。
いえ私は手伝っていないので
母子の力が正解です。

科学展もそこそこ,奥様と太郎はどこぞの中学校の文化祭に行ってしまった。
4週連続である。
文化祭ウオッチャーと呼んであげたい。





ということで4週連続の父子家庭である。
今日のお昼ご飯は,次郎のリクエストによって,
オムライス
それも金賞記念で黄金色にしてみました。


カレーオムライス_d0029087_1425351.jpg


たまねぎとカレーのルーひと欠けを炒めてドライカレーにしただけで簡単。
でも子供には受けがいい。
# by basil410 | 2006-09-30 14:27 | ごはん